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2009年08月05日

講演会「何が軍事と戦争を引き起こすのか ~ 感想 part2

 前回に引き続き、先月28日に開催された講演会「何が軍事と戦争を引き起こすのか((主催―基地・軍隊を許さない行動する女たちの会)」に参加したメンバーの感想をご紹介したいと思います。



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 ジェンダーと権力


 シンシア・コクバーンさんは、また、ジェンダーと権力に関してお話されました。

 内容については、配布資料に詳しく考察しているので、以下、引用したいと思います。



 (引用はじめ)

 「フェミニスト研究は、個人というものを考えながら、権力の源泉の多様性についての説明方法を発展させてきました。わたしたちは、『位置性ポジショナリティ』について話します。これはわたしたちの『自己』感覚(自分が自分を誰と感じるか)と、社会的に与えられたアイデンティティ(他者が彼女を誰だと思うか…これは自己とまったく同じではないのです)、この二つは権力との関係の自分の位置によって決まっているのですが、その権力の次元はひとつではなく、いくつかの次元なのです。

 ですから、…(中略)彼女は男性との関係における女性であり、しかしまた、彼女には民族性があります。彼女はもしかしたら沖縄人かもしれません。彼女には階級があります。彼女は貧困層かもしれないし、エリートかもしれません。このような『所属性』は彼女を個人として構成しています。しかし同時に、これらの属性は、彼女を不平等な集団性のメンバーとして構成しているのです。上流階級、下層階級、支配的民族集団、そして彼らに抑圧される人々といったような集団性に。

 しかし、重要なのはここなのです。戦争について説明するとき、私達はこのインターセクショナリティ、権力の次元の『相関性』がマクロのレベルでも作用していること、私達の生活を支配している大きな制度の中で作用していることを認識する必要があるのです。」
(引用おわり)



 その他に企業における権威、宗教的な権威についても挙げていました。


 そして以下のように行き着いています。

「ですから、制度とシステムのレベルで権力の次元は深く交差しあい、からまりあっています。それらは分かれることなく、ともに機能します。1つの権力次元がなくしては、他の二つの原因が効力を発することはできません。そして我々社会のジェンダー秩序(男らしさを権威、強制、暴力とむすびつける秩序)は、他の戦争要因といっしょに、まさにここにあるのです。」


講演会「何が軍事と戦争を引き起こすのか ~ 感想 part2




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つづきは次回へ。


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Posted by 沖縄YWCA at 00:05│Comments(0)平和
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